野菜から作る透明な紙

はじめに

はじめに


野菜からミキサーを使って透明な紙を作ってみよう!

*この実験は包丁や火を使うので、扱いに十分注意してください

もし、やけどしたした場合には、すぐ水で冷やすようにしてください

準備するもの

準備するもの

・野菜 100g(動画では大根を使用)

・水 300 cc

・家庭用ミキサー

・靴下タイプのストッキング(100均のものを使用)

・1.5Lのペットボトル

・カッター

・鍋

・ステンレス板(事前に防水スプレーをかけておく)

・ホットプレート

作り方

作り方

①野菜の皮をむいた後1cm角に切り、水の入れた鍋に入れ火が通るまで茹でる。

(このときに電子レンジで加熱を行うと繊維が壊れ紙が作れなくなるため、絶対茹でてください)

②野菜に水250ccを加えたものをミキサーにかけ、1分回して3~5分休むことを50回繰り返す。

 *ミキサーが熱くなるため、休む時間を増やしたりしながら様子を見て行う。

③ペットボトルの上部を切り、二重に重ねたストッキングをはめる。

 作ったろ過装置に、ミキサーで細かくした野菜汁を流し入れ、ろ過をする。

 *野菜汁流し入れた後、50cc程度の水でミキサー内に残った野菜汁もストッキングに流し込む。

 *ろ過している間は、ストッキングを絞ったり触ったりしない。

④ろ過した野菜汁を鍋に入れ火にかけ、焦げないように木べらで混ぜながら水分を飛ばす。

 とろみが出てきたら加熱をやめる。

 *シャバシャバしていると乾燥させる際に時間がかかり、紙の厚みが薄くなる。

⑤ホットプレートの上にステンレス板をおき、ステンレス板の上に水分を飛ばした野菜汁をのせる。

⑥ホットプレートの温度は「保温」にして乾燥させて完成!

*180~200℃で加熱すると焦げるので、低い温度で乾燥を行ってください。

 

なんで透明になるの?

なんで透明になるの?

 

野菜から作った紙が透明になったのは、野菜をミキサーにかけ続けたからです。

ミキサーに長い時間かけ続けることで、野菜の繊維が元の繊維より細くなり透けて見えます。

 

なんで紙が透明になるかの詳しい説明は、
身近な散乱~紙~」を見てください!