皆さんがよく飲む牛乳が白い理由も光の散乱で説明できるんです。 牛乳の中には、乳脂肪をタンパク質で包んだ粒子が分散しています。 牛乳内にある粒子の大きさが大きいので、光が入るとミー散乱が起きて白く散乱するために牛乳は白く見えます。 私達が飲んでいる牛乳の粒子は500nmぐらいの大きさですが、牛乳の粒子を小さくするとどうなるのでしょうか。 実は、粒子を小さくするだけでミー散乱が起きないために透明な牛乳を作ることができるんです。 粒子の大きさを変えるだけで、色が変わるのは面白いですね。 身近な散乱 ~紙~ →