透明ポリマーが、ディスプレイ用光学フィルム、光ディスク、光学レンズ、光ファイバー、タッチパネルなど各種光学部材に用いられ、光技術分野を支える重要な材料となっています。さらに、環境・エネルギー的観点、ユーザビリティ、ロールtoロール方式による大量生産性といった点から期待が高まる次世代照明、フレキシブル有機太陽電池、フレキシブルディスプレイ、ウェアラブルエレクトロニクスなど次世代光技術の実用化においても、透明ポリマー材料の果たす役割は重要です。各種光学部材の機能を高め、次世代技術を実用化させるには、屈折率制御、複屈折制御、高透明化などポリマーの光学特性を高性能化するとともに、耐熱性や熱膨張性などの特性を向上させていくことが必要です。
谷尾研究室では、透明ポリマーの高性能化をめざし、ポリマーの光学特性について理解を深める研究を行っています。
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1) 透明ポリマーの屈折率制御、屈折率予測
2) 透明ポリマーの高透明化、透明性予測
3) 透明ポリマーのエイジングによる光学特性変化