現代の科学技術社会を根底から支える3つのキーワード「光」「電気」「好奇心」をターゲットにして、研究を進めています。具体的なテーマには、以下のようなものがあります。

(1)光応用センシング

光ファイバを出たレーザ光をスクリーンに投影すると、スペックルパターンと呼ばれる粒状パターンが観察されます。光ファイバに外乱を与えるとこのパターンが変動することを利用したセンシング技術の開発を進めています。

(2)有接点スイッチの高信頼性化

電気エネルギーを制御する有接点スイッチは半導体スイッチと並ぶ基幹技術です。その高信頼性化の実現のため、接触現象の解明を進めています。その過程では、必要になる実験・測定装置やソフトウエアの開発・構築も行います。

(3)理科実験教材の開発と実践

子ども達の好奇心を喚起して未来の科学者・技術者を育てる理科実験教材の開発を進めています。

 研究室の所属学生には、さまざまシステムをデザインし創り上げていく過程を通じて、技術者としてのスキルアップの機会をつかんでもらっています。