お知らせ
泰日工科大学 (Thai-Nichi Institute of Technology, TNI)での学長会議
記 宮永喜一
TNIの学長である Rungsun Lertnaisat 准教授の呼びかけで、2025年5月23日に、TNI本部の会議室において、学長会議が行われました。前日より、IEEEの国際会議であるICBIR2025が開催されており、TNIは主催者の1つとして、国際会議はTNI内で実施されています。その国際会議には、本学も技術共催機関の1つとして参加しており、会議には宮永喜一学長が出席しているということで、本会議が、並行して開催されました。
学長会議では、TNIの Rungsun Lertnaisat学長の他、宮永 喜一 学長、本学の理事(学外)である田口 亮 教授(東京都市大学(Tokyo City University、 TCU) 副学長)が出席しました。また関係者として、TNIの国際本部の皆さんも参加しての会議となりました。
最初に、TNI国際本部から、TNIの紹介ビデオが流れ、大学の概要説明が行われました。その後、宮永学長より、CISTの紹介と最近の活動内容、田口副学長よりTCUの紹介と最近の活動内容が説明されました。
その後、Rungsun学長より、TNIの近況説明がありました。TNIは、工学部・経営学部・情報学部・グルーバルコミュニケーション学部の各学部と、学部とは独立した組織として国際学院を有した大学として構成されていましたが、2025年より新しくビジネス・産業デジタル学部を創設したそうです。これは、日本でも始まっているDX人材育成の流れと同じで、タイ王国もDXに係わる人材育成が政府指導で進められていることから創設されたとのことです。
また、本会議の議題の1つとして、最近、半導体の人材育成についても政府からの要請があり、それに関する人材育成の可能性について、意見交換が行われました。その中で、本学が進めている、学部・大学院でのDX・GX高度人材育成について、大変興味を持たれ、持続的な国際連携が確認されました。
写真1: 会議参加者(左から田口副学長、Rungsu学長、宮永学長) 写真2: 記念品贈呈