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2025.12.03 教育・地域連携

モンクット王工科大学ラートクラバン校訪問(バンコク市、タイ王国)

11月17日に、モンクット王工科大学ラートクラバン校(King Mongkut's Institute of Technology Ladkrabang (KMITL))の情報技術学部( School of Information Technology)に訪問いたしました。

 

KMITLは、バンコク都ラートクラバン地域に本部を置くタイ王国の国立大学で、1960年創立、1964年に大学として設置されています。設立時より日本政府やNTTなどの日本企業、東海大学など複数の国公私立大学からの協力により総合大学として拡充されています。2017年には、カーネギーメロン大学のブランチキャンパスがオープンしました。最近では、日本の高専システムを導入し、中学生から高等教育を受けられる KOSEN組織も、キャンパス内に発足しました。本学とは、2023年より国際連携校となっています。

 

今回は、Ruttikorn Varakulsiripunth 准教授(KMITL顧問(学事担当))の紹介で、情報技術学部の学部長であるWorapoj Kreesuradej准教授や、副学部長の Kitsuchart Pasupa 教授(研究担当)、Kuntpong Woraratpanya 准教授(学事担当)、及び 学部長補佐であるPattanapong Chantamit 准教授など、情報科学分野の執行部の皆さんと、国際連携を含めた情報交換の機会をいただきました。 

 

Pattanapong学部長補佐から、情報技術学部の概要が紹介されました。タイ王国において、30年以上前からこの学部が存在し、現在多くの卒業生が、国内外で活躍しているそうです。宮永学長からは、本学の紹介と、現在進めている高度DX人材育成の内容や、次世代半導体のプロジェクトの情報が提供されました。

 

Kuntpong 副学部長からは、現在進めている国際大学間連携ネットワークの紹介があり、現在は、ASEAN内のネットワークであるが、本学にも参加してほしいという提案がありました。主なミッションは、持ち回りで国際会議を開催するとのことでした。将来的には、共同セミナーや交換留学制度なども進めたいという話でした。本学は、すでにKMITLとのMoUを締結しており、国際大学間連携ネットワークに参加することは、活動の範囲が広がる、良い機会と感じています。

 

 



写真1 KMITL情報技術学部での記念撮影 (左から、Pattanapong学部長補佐、Ruttikorn 顧問、宮永学長、Worapoj学部長、Kitsuchart 副学部長、Kuntpong副学部長)