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2025.12.10 研究情報

2025年計算理論・実践に関する国際ワークショップ

2025年12月1日から3日までの3日間で、本学が、技術共同主催団体の1つとして参加している国際会議「計算理論・実践に関する国際ワークショップ」(Workshop on Computation: Theory and Practice 2025 (WCTP2025))が、JR北海道の南千歳駅に隣接している、千歳アルカディア・プラザで開催されました。

 

計算機科学の理論とその応用に関する研究領域は、情報科学の重要な研究領域の一つとして認識されています。例えば、アルゴリズムの構築に関する理論やそれを利用したソフトウエアは、処理の高速化だけではなく、エネルギーの最適化にも関係します。また、シミュレーション理論とその応用は、汎用性・柔軟性が高く、コスト削減などにも直接関係する重要な技術です。それらに関する最近の研究成果が本ワークショップにおいて講演・公開されました。

 

今回の国際ワークショップは、本学の萩原 茂樹教授が実行委員長となって実施され、今年で14 回目の開催でした。キーノート講演が1件あり、「Where computer science meets photonic devices」というタイトルで、福田 浩教授(本学情報システム工学科)により行われました。国内からの事前登録者は23 名、国外からの事前登録者は50 名であり、当日の参加者数は100名程度の規模となり、会議中、大学・企業の関係者や学生による一般講演発表も行われました。

 

会議では、計算理論やシミュレーション理論とその応用などに関する研究・開発についての情報交換が行われ、参加者によるグローバルな連携ネットワークの構築も期待されています。

 

期間中の12月2日には、フィリピンからの参加者の皆さんによる表敬訪問が行われました。University of Saint Louis の学長である Macwayne N. Maniwang 教授、フィリピン大学の Jaime D. L. Caro 教授、TechFactors Inc. の社長であるDavid Michael F. Shinyo博士など、11名の研究者が、本学の宮永 喜一学長と面談し、本学も含めた各組織の紹介や、最近の研究・開発などに関する情報交換が行われました。

 

 

 



Photo 1: 本学本部棟会議室における記念撮影