お知らせ
シドニー工科大学(シドニー、オーストラリア)との包括連携協定再締結
2025年12月4日、シドニー工科大学( University of Technology Sydney, UTS)において、包括連携協定に関する再締結式が行われました。本学とUTSとは、2023年2月に、国際包括連携協定(MoU)を締結しており、国際会議の共同主催や、本学で実施している Global College (大学院における英語講義)などに、UTSの教授が講師として参加するなど、教育・研究の連携が進められています。今後は、研究面について、より具体的な連携を推進したいということで、再締結することとなりました。
UTSは、オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州シドニーにある公立の研究大学です。創立から35年の若い大学でありながらも世界的に高い評価を得ており、2025年のQS世界大学ランキングでは88位に位置付けられ、世界Top100大学の一つに選ばれました。シドニーの中心部にキャンパスを有しており、シドニー駅のすぐそばに位置しています。シドニー大学、ニューサウスウェールズ大学等に次ぐ有力な大学です。2022年のタイムズ・ハイヤー・エデュケーション・ヤング大学ランキングでは、オーストラリアで1位、世界で8位にランクインしており、世界有数の若い大学(50歳以下)とみなされています。
本学との連携が進んでいるのは、情報工学部(Faculty of Engineering and Information Technology)であり、今回の再締結式では、UTS のAndrew Parfitt学長及び Innes Ireland副学長の他、情報工学部の副学部長であるEryk Dutkiewicz教授が参加、本学からは、宮永 喜一 理事長・学長が出席しました。
式典後、Parfitt学長より、本学が取り組んでいる次世代半導体関連の研究・開発についての質問があり、宮永学長より、現況についての説明が行われました。特に、経済産業省の外部組織で、次世代半導体に関する教育・研究を推進している最先端半導体センター(Leading-edge Semiconductor Technology Center、LSTC)の新しいメンバとして参加した旨の説明が行われました。今後は、両大学において、次世代半導体関連の研究・開発のプロジェクトチームを作り、実質的な共同研究を進めることとなりました。
写真1: MoU締結式での記念撮影(左から、Andrew Parfitt学長、宮永 喜一学長)
写真2: UTS学長室入口での記念撮影(左から、 Ying He 助教授(School of Electrical and Data Engineering)、宮永 喜一学長、Eryk Dutkiewicz副学部長、Xiaojing Huang教授(Head of Discipline, SEDE Communications and Electronics, School of Electrical and Data Engineering)、
