お知らせ
2021.09.22
お知らせ
教員が「水文・水資源学会論文賞」を受賞しました
理工学部応用化学生物学科の井手 淳一郎准教授が水文・水資源学会の論文賞を受賞しました。
受賞の対象となった論文は、管理の不十分な針葉樹人工林(管理放棄林)や農地が下流河川の水質を汚濁しているのか否かを調べたものです。本論文は、河川流域スケールでは管理放棄林が河川水質を相対的に清澄に保つ役割を担うことを示しました。このことは、これまで未解明であった河川流域における管理放棄林の水質浄化機能に一定の答えを与えます。このことが水文学分野の発展に大きく貢献するとして今回の受賞に至りました。
対象論文:Impacts of hydrological changes on nutrient transport from diffuse sources in a rural river basin, western Japan. Journal of Geophysical Research – Biogeosciences, 124(8), 2019.
対象論文はこちらをご覧ください。(外部サイトにリンクします。)
井手 淳一郎准教授