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生成AIの利活用に関する教育ガイドライン(教員対象)

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生成AIの利活用に関する教育ガイドライン(教員対象)

1.目的
 本ガイドラインは、本学の教員が生成AIを教育活動において適切に利活用するとともに、その特性、限界およびリスクを理解した上で、教育の質の向上を図ることを目的とする。また、教育の公平性および成績評価の公正性を確保するとともに、情報セキュリティ、研究倫理、知的財産権その他関係法令等を遵守した教育活動を推進することを目的とする。

2.基本方針
 1. 教員は、生成AIを教育の質の向上を図るための支援ツールとして適切に利活用しなければならない。
 2. 教員は、生成AIの特性、限界およびリスクを理解し、その利点と課題を踏まえて教育活動に活用しなければならない。
 3. 教員は、生成AIを利活用する場合においても、授業内容、教材、試験問題、成績評価その他教育活動に関する責任を自ら負うものとする。

3.利活用の範囲
(1)利活用が認められる例
  教育の質の向上を目的として、次に掲げる用途に生成AIを利活用することができる。
• 授業計画、シラバスおよび教材作成の補助
• 授業資料、演習問題、事例等の作成支援
• 小テスト、確認問題等の作成支援
• 授業改善のための授業設計およびアイデア創出
• 学生へのフィードバック案の作成
• 文章の校正、翻訳および要約
• プログラムコードその他教材例の作成および確認
• 教育に関する情報収集、整理および分析

  教員は、生成AIの出力を教育活動に利用する前に、その内容の正確性、教育的妥当性、著作権その他関係法令等への適合性を確認し、必要に応じて修正しなければならない。

(2)教育活動における利活用
  授業において生成AIを教育活動の一部として活用する場合は、教育目的および教育効果を十分考慮し、適切な範囲で利用するものとする。

4.禁止事項
 教員は、次に掲げる行為を行ってはならない。
• 成績評価を生成AIのみに委ねること。
• 生成AIが作成した内容を確認せず教材、試験問題その他教育資料として利用すること。
• 学生の個人情報、成績情報、未公開試験問題、未公表研究データその他機密情報を、安全性が確認されていない生成AIへ入力すること。
• 著作権その他第三者の権利を侵害する方法で生成AIを利活用すること。
• 本学の情報セキュリティポリシーその他関係規程に反する方法で生成AIを利活用すること。

5.利活用時の留意事項
 教員は、生成AIを利活用する場合は、必要に応じて次に掲げる事項を記録し、又は明らかにすることが望ましい。
• 使用した生成AIサービス名(必要に応じてモデル名)
• 利用日
• 利活用の目的
• 利活用の範囲

 また、教員は、本学が安全性を保証する生成AIサービスがある場合はその利用に努めるものとする。

6.成績評価
 教員は、生成AIを成績評価の補助として利用する場合であっても、評価基準に基づき、自ら最終的な確認および判断を行わなければならない。
 生成AI利用検出ツールを利用する場合は、その結果を参考情報として取り扱うものとし、その結果のみを根拠として判断してはならない。

7.留意事項
(1)情報の正確性
  生成AIは、事実と異なる内容又は実在しない情報を生成する場合があるため、教員は信頼できる資料等により内容を確認しなければならない。

(2)情報セキュリティ
  教員は、学生の個人情報、成績情報、未公開試験問題、未公表研究データその他機密情報を生成AIへ入力してはならない。ただし、本学が利用を認める安全性が保証された生成AIサービスを適切な契約の下で利用する場合は、この限りでない。

(3)著作権
  教材、試験問題および配布資料等を作成する際は、生成AIの出力が著作権その他第三者の権利を侵害しないよう十分留意しなければならない。

(4)教育上の説明責任
  教員は、生成AIを利活用した場合においても、授業内容、教材、試験問題および成績評価について説明責任を負うものとする。

8.違反時の措置
 本ガイドラインに違反した場合は、就業規則その他関係規程に基づき、必要に応じて是正指導その他所要の措置を講ずることがある。

9.附則
 本ガイドラインは、生成AI技術の進展、関係法令、本学の情報セキュリティ方針、教育環境の変化および社会的要請を踏まえ、必要に応じて見直すものとする。