ホトニクスワールドコンソーシアム(PWC)の総会などが開催されました

　6月5日(木)の午前に、南千歳駅近くにある千歳アルカディア・プラザで、ホトニクスワールドコンソーシアム(PWC)の総会が開催され、午後には、本学において、研究クラスター活動紹介・企業紹介・ポスターセッションなどが開催されました。

　PWCは、先端科学技術をプラットフォームとした研究開発拠点形成を推進する組織として、公立千歳科学技術大学を中心とする産学官の連携を推進し、幅広い理工学分野の研究開発・実用化の支援、人材育成から共同研究、技術コーディネート、交流ネットワークなどの事業に取り組み、千歳市において科学技術の振興と高度技術産業の集積を目指し、2001年よりNPO法人として活動を続けています。

　総会では、2024年度の事業内容に関する報告が行われ、その後、2025年度の事業内容と予算についての審議が行われました。その後、場所を本学に移し、PWC研究クラスター活動の報告、企業紹介、ポスターセッションが行われました。

　PWC研究クラスターとは、本学の教員が代表者となり、共同研究者として国内の企業からの支援を受けて、2年間の期間で、社会実装を視野に入れたより実用化に近い共同研究を行う活動です。昨年度からは、11のクラスターが活動しており、1年が経過した中間点での活動内容の紹介が行われました。

　その後、PWC事業の一つである「国際会議等の参加学生経済支援」に採択された2件の成果発表が、対象となった学生より行われました。

　企業紹介では、PWC事業に賛同していただき、研究クラスターなどに参加して頂いている企業の紹介が行われ、並行して、本学学生の研究ポスター(23件)のプレゼンも行われました。研究ポスターは、PWCの研究クラスターに参加した学生による成果発表であり、大学院の学生の他、学部の学生も参加しての発表会となりました。
　今回は、朝から夕方までのスケジュールでしたが、最後の交流会では、100名以上の参加者となり、大学の教職員や学生の他、PWC事務局の皆様や、参加企業の方々にも、大変有益な情報交換の場となりました。

　　PWC研究クラスターの活動紹介の様子

企業紹介の様子

交流会の様子